退職する社員に退職金代わりに時価108万円の車両を会社から無償で譲渡しました。税務上の取り扱いはどうなるでしょうか?

まず、社員個人の所得税ですが、108万円の退職所得があったものとして取り扱われます。退職所得なので、源泉徴収が必要になる場合があります。
会社の法人税上の取り扱いですが、まず108万円の退職金という損金が計上され、いったん108万円の車両譲渡収入が計上されます。
消費税の取り扱い上、譲渡収入には消費税が課税されるため、税抜経理を前提とすると108万円のうち8万円は仮受消費税となります。
そして税抜100万円と車両の帳簿価額の差額が会計上の譲渡益または譲渡損として計上されます。