特定口座(源泉徴収あり)を利用して株式等の取引を行っています。譲渡益や配当等については確定申告不要になるかと思うのですが、確定申告したほうが有利なことがあると聞きました。どのような場合でしょうか?

特定口座(源泉徴収あり)の場合、証券会社等が税額を計算し、源泉徴収して税務署へ納めますので株式の譲渡益の申告における一切の手続きを省略することができます。
ただし、以下の場合には確定申告を行った方が有利になります。

①他にも口座を所有していて上場株式等の譲渡損や上場株式等の配当等との損益通算を行う場合
損益通算により、所得を圧縮できます。
②譲渡損が生じていた場合に、その損失を翌年以後に繰り越す場合
翌年以後3年間の譲渡益や配当等から繰越控除できます。
③総合課税を選択し、配当控除の適用を受ける場合
源泉徴収の税率が20.315%とされているため、所得額によっては総合課税を選択した方が、税率が低くなります。