変動金利の借入をしておりリスク回避のため金利のスワップ取引を行っております。 決算時に銀行からスワップ取引の時価評価額が記載されているデリバティブ取引残高報告書が送られてきました。 この場合、時価評価額を益金または損金に算入する必要があるのでしょうか?

原則として、デリバティブ取引は事業年度終了のときに決済したものとみなし、利益の額または損失の額に相当する金額を益金の額または損金の額に算入します。
ただしデリバティブ取引でも次の要件を満たす金利スワップ取引は事業年度終了時に益金または損金に算入する必要はございません。
①金利の変動に伴って生ずるおそれのある損失の額を減少させるために行った
②借入の元本と金利スワップ取引の想定元本の金額との差がおおむね5%以内
③借入の返済終了と金利スワップ取引修了の期日がおおむね同一
④借入の金利の計算の基礎となる指標と、金利スワップ取引の金利に相当する額の計算の基礎となる指標とがおおむね一致している
⑤借入の返済利息の支払いの期日と金利スワップ取引の金利に相当する額の受取りまたは支払いの期日がおおむね一致している
⑥金利スワップ取引の金利に相当する額が、取引を行う期間を通じて一定の金額または特定の指標を基準として計算されること