ワークシェア

育児などを抱えた女性を働きやすくする目的で、一つの業務を複数人で担当する「ワークシェアリング」を導入する企業が目立ってきました。

働く側のメリットとして、育児中は短時間労働を選択でき、休暇の取得がしやすくなります。
元々社員で働いていた時のスキルも生かすことができ、さらに育児がひと段落し通常の時間帯で働けるようになった際、ブランクのない状態で即戦力になります。
企業側にとっては、社員が急に休んでも業務に穴が開かないことや優秀な人材を手放さなくて済むというメリットがあります。
双方にとってメリットは大きいのです。

具体的な例では、ある生命保険会社で、複数の社員がチームを組んで一つの業務を担当する「複数担当制」を多くの部署で導入しています。
あるチームは3人で書類の確認や支払い手続きなどをこなします。毎朝、3人で仕事を振り分けますが、一人が休んだ時は2人で分担します。
会社にとって人件費は削減していませんが、ひとりが急に休んでも業務に支障がなくメリットも大きいといいます。

ただ、単に導入するだけでは、誰かが休むと一緒に働く同僚の負担が増え、不満の出る可能性があります。そのため、会社側がこれを緩和するため定時退社を推進しています。
ある企業では保育園のお迎えの為定時退社する社員も、多くの社員が定時退社の為、後ろめたさがないといいます。

さまざまな分野で女性の労働力が求められる中、ワークシェアリングは育児などと両立可能な働き方です。企業側も有能な人材を手放さずにすみ、長期的に見れば業績向上につながります。
ただし、制度を生かすには、企業が長時間労働を見直すことが必要です。
以前ワークシェアリングは不況期に雇用を守るため、従業員一人当たりの労働時間を減らし、給与を減らすという印象が強かったです。
ただ導入の先駆けである欧州では、短時間なら働ける育児中の女性や高齢者にも働く機会を与える目的で導入することが多いのです。

高齢化社会が問題になっている昨今、出産後も働きやすい環境があれば、出産を考える夫婦も多いのではないでしょうか。
ついつい子供を預ける場所ばかりに目がいき、保育園の待機児童問題も含めこども園の設置などに力をいれていますが、預ける場所だけでなく、働く場所も臨機応変に対応できる環境が整えば、社会保険、高齢化社会、など、いろいろな問題が解決できる糸口になるのではないでしょうか。

 

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江戸川 瑞穂

江戸川 瑞穂

[監査課]
会計監査業務を担当。他の会計事務所での経歴のほか、経理としての経験を持っている。物事をポジティブに考え、どうしようではなくどうしたら良いかと気持ちの切り替えがとにかく早いことが長所。仕事以外ではサッカー観戦が好きで、TVではなく実際にスタジアムへ足を運ぶほど。自分でも身体を動かすのが好きで、娘が卓球部に入れば卓球を始め、息子がサッカー部に入ればヘディングの練習相手なる。