税務署からのお尋ね「扶養控除等の見直しについて

皆様お疲れ様です!

早いもので今年も残すところ一ヶ月、お客様に年末調整にかかる各種資料をお願いしてまわる時期となりました。12月はスタッフブログも年末調整についての投稿が多くなるかと存じますがお付き合いいただければ幸いです!

年末調整の注意点①  配偶者・扶養親族の所得見積額の確認を!

税務署から「扶養控除等の見直しについて」というお尋ねの書類が届くことがございます。多くの場合、昨年の年末調整に関する扶養の誤りについての是正の確認の書類です。どのような経緯でこのような通知が届くのでしょうか?

年末調整で確定した各従業員様の所得についての情報(源泉徴収票)は給与支払報告書と名前を変え、住民税の計算のため年末時点でお住まいの各市区町村へ送付します。
例えば扶養控除申告書において扶養親族として申告したお子様がアルバイトをしていらした場合、お子様の勤務先からも市町村へ給与支払報告書が送付されます。お子様の所得額が38万円を超えているにもかかわらず扶養親族として申告していると市区町村の担当者の方が「あれっ?」気づき、所得が是正され発覚した扶養申告の誤りが税務署へも通知されます。その結果、源泉所得税の処理・年末調整を行っている事業者様宛に是正の通知が来たというわけです。

この通知が来てしまった場合、原則として遡って年末調整をしなければなりません。(既に退職してしまった従業員さんについて通知が来た場合は「○月○日退職済みのため確認不可」として対応するのが通常です。)年末調整をやり直し、従業員から正しい源泉所得税を徴収し、税務署から送られてきた用紙に税額等を記入して税務署に送ります。同時に従業員から徴収した分を納税します。あくまで従業員さんの申告ミスですのですぐさま源泉徴収税についての延滞税がかかることはありませんが、是正の指導に対応しないでいると税務署から納税額の決定が行われ納期限までに支払わないと延滞税がかかってくる場合もありますのでご注意ください。

前置きが大変長くなってしまいましたが、上記のように面倒なことにならないように扶養親族の方の所得見積額をしっかり確認した上で扶養控除申告の記載をしていただければと存じます。

黒木拝

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黒木 友之

黒木 友之

[監査課]
会計監査業務のほか、社会保険や給与計算、法人設立などの業務に携わる。少しずつ担当するお客様も増えてきたので、これから忙しくなりそうだが、そこは“事務所唯一の20代”という若さでカバーする。開業や法人設立時から関与しているお客様も多く、会計をはじめ不安も負担も大きいお客様に貢献できるよう、分かりやすい説明とサポートを心がけている。週末はプールに通い、日頃の運動不足解消に努めている。